**「水平線に燃える炎」**

夜の道を走って、胸に炎を抱いて  
夢を追いかけて、霧の向こうへと進む  
遠くで揺れる光、運命のように  
過去はゆっくり燃え続けて、消えてくれない

水平線に燃える炎、空に浮かぶ影  
私たちが築いた記憶、ただ過ぎ去っていく  
水面に漂う灰、岸から遠くへ  
愛は煙となって、もう見つけられない

君を抱きしめた、その炎の中で  
けれど僕には見えてた、二人が崩れていくのを  
揺れる火の粉の中で、必死に手を取ったけど  
夜の闇でも、燃え尽きる炎はあるんだ

水平線に燃える炎、空に浮かぶ影  
私たちが築いた記憶、ただ過ぎ去っていく  
水面に漂う灰、岸から遠くへ  
愛は煙となって、もう見つけられない

僕らは強いと思ってた、永遠だと信じた  
でも愛は野火(のび)のように、あっという間に燃え尽きる  
残るのは傷と煙だけ  
語られぬ物語、残して消えていく

水平線に燃える炎、空に浮かぶ影  
私たちが築いた記憶、ただ過ぎ去っていく  
水面に漂う灰、岸から遠くへ  
愛は煙となって、もう見つけられない

水面に漂う煙、消えていく  
私たちの愛も、灰色の霧に消えた