**「さよならの部屋」**

二人で過ごした　この狭い部屋  
笑い声も涙も　全部詰まってた  
小さなキッチンで　一緒に作った  
夕食の香りが　まだ残ってる

あなたの隣で　目覚める朝も  
洗濯物干しながら　話した未来も  
夢に描いた　あの日の幸せが  
まるで幻のように　消えていく

夢見た未来が　遠くに消えてく  
あなたの温もりが　まだ恋しいよ  
二人で選んだカーテンの色が  
切ない別れを　映して揺れてる

夜が深くなり　静けさが忍び  
一人の時間に　心が震える  
思い出の写真を　見つめていたら  
笑顔の向こうに　涙が溢れた

静かな朝、決めたことはただ一つ  
言葉にできずに　黙って出て行く  
最後のテーブルの上に置いた手紙  
「ごめんね」と一言、心に残したまま

夢見た未来が　遠くに消えてく  
あなたの温もりが　まだ恋しいよ  
二人で選んだカーテンの色が  
切ない別れを　映して揺れてる
 
どうか幸せで　いて欲しいから  
私の気持ちを　そっと隠すの  
でもね、あの部屋で交わした約束  
心の片隅で　永遠に生き続ける
 
さよならの言葉を　心にしまって  
最後の夜空を　静かに見上げる  
夢見た未来は　今は遠くて  
でも愛した時間は　消えないから