止まった夜(Dark Country Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/11/17 8:40
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オリジナル曲♪
**「止まった夜」**
夜風に触れたとき、
この夜だけ止まってる気がしたんだ
観覧車がゆっくり上がるたびに
胸の奥がざわついた
いちばん上で話した未来なんて
思い返すと、薄い光みたいだった
時間ってさ、本当に戻らないよな
気づいたら全部流れてる
(Ooh, Fading Time)
あの夜の言葉は
星より早く消えてくのに
手のぬくもりだけは
まだ胸に残ってる
もう動かない時間なのに
(Shine On The Lost Time)
観覧車はずっと回ってるのに
ふたりの時間はそこで止まったまま
思い出は暗い部屋に
小さく灯るランプみたいだった
もし、あの夜に戻れたら
未来なんて語らず
ただ「離れないで」って言えたのに
(Ahh, Don’t Fade)
もう二度と動き出さないけど
胸の奥じゃまだ微かに回ってる
消せない灯みたいに
(Shine On, Memory Shine On)
戻らない時間ほど
夜になると痛むんだよ
この歌詞は、観覧車の夜という象徴的なシーンを通して、「時間の不可逆性」と「命の儚さ」を描いた作品である。夜空に浮かぶ観覧車の光や、てっぺんで交わした未来の言葉が、過ぎ去った時間やもう戻らない選択を象徴する。カジュアルで会話調の語り口を用いることで、リスナーが自分の思い出や後悔と重ねやすく、日常に潜む切なさをリアルに表現している。楽器編成はアコースティック主体で、スチールギターやマンドリン、ハーモニカを効果的に使い、暗くも温かい叙情性を引き出している。サビでは感情が少し盛り上がる構成にしつつ、フェードアウトで余韻を残すことで、消せない記憶や胸の奥で回り続ける時間を印象的に表現している。全体として、静かな孤独感と温かさが共存する、夜の叙情世界を描いた歌詞となっている。 ...
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