







**「声が聴こえる」**
また一日が過ぎてゆく
コーヒーの香りも薄れた部屋
散らかったテーブルの隅に
あなたの写真が眠ってる
冷たい風がカーテンを揺らし
どこへ行けば会えるの?
返せなかったメッセージが
胸の奥で疼いてる
でも深夜のコンビニの灯りに
ふと、あなたの声がする
「ここにいるよ」って
かすかに聞こえた
あなたの声が聴こえる
あの駅のホームでも
人混みの中でも
肩越しに感じる
あなたの声が響いてる
この胸の奥で
何度も繰り返す
「ひとりじゃないよ」
あの日あなたがこぼした涙
震えていた電話の声
「大丈夫」って言えなかった
私はただ黙ってた
踏切の音が遠ざかるたび
記憶の隙間に響いてる
言葉にならない想いが
静かに揺れていた
まだ震えたままの
「大丈夫だよ」の声
信じていいかな
この道の先で
あなたの声が聴こえる
雨に濡れたバス停で
信じて いいかな
この道の先で
あなたの声が聴こえる
雨に濡れたバス停で
信号が変わるたび
そっと背中を押してく
あなたの声が響いてる
この胸の奥で
「歩いてごらんよ」って
優しく微笑んだ
三つの言葉が
胸の中で灯る
「忘れないで」
「信じてるよ」
「愛してるよ」
あなたの声が聴こえる
どんなに遠くても
イヤフォンを外せば
すぐそばに感じる
あなたの声が響いてる
この胸の奥で
何度も繰り返す
「ひとりじゃないよ」
だからもう怖くない
この街を進んでいく
あなたの声が聴こえる
「ひとりじゃないよ」
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