**「夜を駆けて、二人で」**

赤い提灯 揺れる小路(こみち)  
君が笑顔で歩く影  
追いかける視線 気づかないふり  
風が囁く 恋の予感  
「どこまで行くの？」問いかけた声  
「秘密よ」とそっと微笑んで  
春の夜は短いけれど  
この瞬間だけは永遠みたい  

夜を駆けて、迷いながら  
君の手が触れた気がした  
星屑の下、京都の街で  
恋は踊る、心の中 

古本市の 静かな路地  
懐かしい香り 君を呼ぶ 
並んだ背中に ふと触れたら  
言葉の代わりに響く鼓動  
「夢の中で 会ったことある？」 
「君を探して どこまでも」  
夏の夜は短いけれど  
この想いは溶けない魔法  

夜を駆けて、星空越え  
君と未来を描きたい  
灯籠流し、川面に揺れる  
愛が映る、月の明かり  

雨が降り出す 古都の夜更け  
傘を傾け 君と寄り添う  
差し込む光 次の瞬間を  
告げるように 未来を照らす  
「永遠なんて、いらないけど」 
「君といれば、それでいい」 
秋の夜は短いけれど  
二人の時間は特別だから  

夜を駆けて、どこまでも  
君の瞳を抱きしめたい  
冬の寒さが、街を包んで  
恋は燃える、心深く  

夜を駆けて、迷いながら  
君の手が触れた気がした  
星屑の下、京都の街で  
恋は踊る、心の中