あの日の音( Ballad)
kazuo
Music(音楽) : 2024/11/17 15:16
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kazuo
Music(音楽) : 2024/11/17 15:16
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**「あの日の音」**
汽車に揺られ辿り着いた 草の香りに包まれる村
古びた木造(もくぞう)の校舎 見知らぬ空にそっと浮かぶ月
窓の外には 細く流れる小川の音(おと)
子供たちの笑顔が支えになっても
夜が更けると胸に忍び寄る 静寂と不安の影
あの日の音 あのオルガンが響いてる
木枠の部屋で 灯火だけが揺れて
見知らぬ空の下 この音に身を委ねて
私たちはきっと ここで強く生きられる
風の冷たい廊下を ひとり歩きオルガンを弾(ひ)く
眠りについた子供たちの 小さな夢を守るように
指先から響く音は 遠いふるさとを呼び起こし
月明かりの下 心がほどけるように泣ける
あの日の音 あのオルガンが響いてる
夜の静寂(せいじゃく)に ぬくもりを宿す音が
耳を澄ませば みんなの笑顔が見える
それが私の祈り 希望の光
あの日の音 あのオルガンが響いてる
夜の静寂(せいじゃく)に ぬくもりを宿す音が
耳を澄ませば みんなの笑顔が見える
それが私の祈り 希望の光
離れた故郷(こきょう)と 見知らぬこの地で
響き続ける 懐かしい旋律
このオルガンの音がある限り
どんなに遠くても 心は繋がっている
あの日の音 あのオルガンが響いてる
夜露に濡れた草原の中で
この小さな部屋が 心の故郷になるように
いつかここで笑って みんなで帰る日まで
村の夜明けとともに オルガンの音が響く
あの日の音は 今も私たちを包む
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