**「山がくれたもの」**

孤独な風が吹く山道で  
背中越しに感じた父の影  
無口だけど語ってた  
その背中が教えてくれた  

怖さと喜びを分け合いながら  
山はただ静かに見守っていた  

山がくれたもの、それは強さ  
涙と笑顔が刻む道しるべ  
嵐に立ち向かう勇気を抱いて  
共に登ったあの日を胸に  

山がくれたもの、それは強さ  
涙と笑顔が刻む道しるべ  
嵐に立ち向かう勇気を抱いて  
共に登ったあの日を胸に  

迷いも痛みも隠せない  
深い谷が映す心の声  
手を差し伸べてくれたのは  
父の優しさと山の誇り  

夢と現実が交差する空  
山はただ永遠にそびえ立ってた  

山がくれたもの、それは絆  
ひとつの頂を目指す旅路で  
果てない大地に祈りを込めて  
命の鼓動を感じていた  

雪解けの水音が未来を歌う  
燃える朝焼けが新たな力をくれる  
そこには答えがなくてもいい  
ただ生きることの意味がある  

山がくれたもの、それは希望  
険しい道でも共に笑えた  
風に背中を押されながら  
新しい夢を描き始める  

山は何も語らないけど  
すべての答えを抱いている  
父と共に過ごした時間  
永遠に消えない記憶の灯