冬の光の中で(Opera)
kazuo
Music(音楽) : 2024/9/13 11:37
17 0
kazuo
Music(音楽) : 2024/9/13 11:37
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**「冬の光の中で」**
薄暗い部屋の窓辺に立ち
外を眺める君の横顔
冬の街は静かで 眠るように白くて
ふたりだけが取り残されたような気がした
冷たいカップのコーヒーに
映るのは疲れた私の目
優しさの裏に隠した嘘が
氷のように胸を刺す
冬の光の中で 描いた未来は
あまりに儚く 触れれば壊れそう
君のぬくもりで 溶けたはずの氷が
また冷たくなる 愛とは何だろう
夜明け前のベッドの上で
隣で眠る君の呼吸
その静けさが胸を満たすのに
どうして私は孤独を感じるの?
白いカーテンが風に揺れて
朝陽が部屋を少しずつ染める
何も語らない君の瞳が
全てを知っているようで
冬の街の静けさ 雪の舞う夜に
ふたりの嘘さえも 愛しいと思えた
隠した傷跡に 触れることが怖くて
それでもそばにいる これが愛だろうか
いつか別々の道を選んでも
この場所で交わした嘘と愛だけは
消えない星のように きらめき続ける
それがふたりの真実
冬の光の中で 見つけた答えは
白い吐息のように すぐに消えてしまうけど
君のいない朝に 目覚めるその日まで
私はここにいる 君を想っている
きらきら光る 冬の街並みに
溶けていく ふたりの足跡
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