オリジナル曲♪
**「影を抱く京の夜」**
鴨川に 淡く揺れ
爪弾く影が ほどけゆく
石の道に 音はなく
余韻だけ 胸にある
(まだ ここにいる)
先斗町の 細道で
同じ月を 見ていた夜
確かさほど 静かに
心は 調子を外す
(ゆっくりと)
振り返れば 胸の奥
擦れる音が 影を引く
忘れたはずの ぬくもり
低く 鳴り続け
影の中にも 残るもの
それは確かに やさしさで
切れた糸さえ 抱え
今日を歩く 音になる
(確かに 愛はあった)
(今も 響く)
夜の四条に 風ひとつ
思い出だけが 袖を引く
影絵のように 形変え
胸の奥で 余韻になる
(消えずに 揺れて)
失くしたものの 陰に
受け取った 調べあり
傷があるから 知る
心の 深い音
影を抱いて 歩く今
あなたはもう 過去だけど
あの夜が あったから
光の方へ 調弦する
(確かに 愛はあった)
(それが 道しるべ)
(前へ 進める)
東山 夜明け前
長い余韻が 道を指す
消えぬ影と ともに
次の一音へ
(もう 怖くない)
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