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オススメBOOK : アーカイブ ( 2009/10/01 )



還るべき場所

還るべき場所 文藝春秋
 - 
セールスランク:211391

Category:山岳小説 - 2009/10/01 Thursday 22:19:58 - yamanba
クリック数:3802 - 評価:0 - コメント:0

「神々の山嶺」を読んで以来、あのカタルシスが5つ星の基準になってしまっているのだが、それに比べるとカタルシスは少ないかも知れない。
けれど、皆さんが書かれているように、心に残る言葉の多いこと!
20代の青年の純粋なそれ、強力なリーダーシップで自社を業界トップに押し上げた経営者のそれ、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指した個人経営者のそれ、…それぞれの一言が本当に素晴らしい!
また、現在の登山事情もたっぷり盛り込み、ノンフィクション的な側面から言っても読み応えがある。
主人公の思春期からスタートする序盤は、その平坦な語り口にやや不安を感じたが、読み終えてみると大満足。
久しぶりに期間を置いて、再読したいと思わせてくれた一冊だ。


ミニヤコンカ奇跡の生還 (yama‐kei classics)

ミニヤコンカ奇跡の生還 (yama‐kei classics) 山と溪谷社
 - 在庫あり。
セールスランク:893294

Category:山岳小説 - 2009/10/01 Thursday 22:03:46 - yamanba
クリック数:3361 - 評価:0 - コメント:0

吹雪の中、ピークへのアタックを試みた著者とパートナー。
C4で援護する隊員と唯一の交信手段であるトランシーバーが凍り音信不通。
隊員は直ぐさま「疲労凍死」と決めつけ、翌日にはC3からC2へ、更に
その翌日にはC1まで下山している。
もう2日だけ隊員がC3に留まっていてくれたら誰も死なずに済んだのに…。
壮絶な19日間を経て、著者は運良く地元の民族に発見され助けられる。

凄まじい幻聴・幻覚の中、そして凍傷に侵され感覚を失った両手(指)と
両足(膝下)にも関わらず「生きる」執念を強く持ち、健常者でも困難な
絶壁をザイルで降りる。

本当に壮絶です。
そして「必ず生きて帰るんだ」という著者の強い意志に、本当に感動しました。

私は“風雪のビバーク”よりもむしろこの本の方がより衝撃的だと思います。
是非お勧めしたい1冊です。




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